小児歯科専門医として26年、治療ができなかった子は一人もいません!安心してお任せください。
子どもの歯と大人の歯は、構成する成分や形などが大きく違います。また、成長と共に生え変わるという大きな特徴を持っています。
竹内こども歯科クリニックでは、“子供の歯を診るのではなく、子どもの時から歯を診る”ということを心がけています。歯だけでなく、お子様の性格や成長に寄り添い、将来を予測しながらトータルで関わりが持てるように接しています。
小児歯科の専門ではない先生方は、子どもの対応に慣れていない方が多いので、“どう接して良いのか分からず、フッ素だけ塗り続けていた”や“泣かずに上手にできるようになったらおいで”と治療を引き伸ばしにしたり、むし歯を削らずに白い詰め物をむし歯の上に詰めて、悪化させてしまうや、数人で押さえてむし歯の穴は塞いだけれど、心に大きな傷をつけてしまったり…など。もう少し早く私と巡り会えていたらなぁ…と思う子がたくさんいました。
当院でも、どうしても治療の必要な子は、安全のためにアシスタントが固定をすることはありますが、小児歯科のプロがしますのできちんとツボを押さえた安全な固定をします。抜くところは抜く、力を入れるところはいれる、お子様の状態を見て言葉がけをしながら行います。
子どもの心に借金を作って帰さない!心に貯金を!
私は、治療の際に子どもが泣くことは悪いことだとは思いません。
もちろん泣かずにできる子には泣かさないように上手に治療ができるように痛くない治療を心がけています。それでも、どうしても泣いちゃった…これは仕方がない事だと思います。子どもは、泣くことによって治療のストレスを開放しているとも言われています。でもここからが大切です。泣いたまま帰ってしまうと“歯医者は痛いところ、怖いところ、しんどかった、もう行きたくない”と心に“借金”を作ったままになってしまいます。
頑張って治療をしたのにもったいないです。ですので、私たちスタッフは出来たことを全力で褒めます。“上手にできたね、大きなお口を開けてくれてたからやりやすかったよ、偉かったね”など、大げさなくらいに褒めます。
しんどかったけど、泣いちゃったけど、出来た、頑張った、先生やお姉さんたちが褒めてくれた。この達成感がとても大切です。お子様の今後の自信となり、次の治療へと繋がっていきます。頑張ったという事実が重要なのです。
最後に、笑顔でバイバイを、笑顔でなくとも自分からバイバイが出来るよう、お子様に1つでも2つでも心の貯金が出来た状態でかえってもらえるように心がけております。
むし歯の治療ですが、この達成感、経験が今後に生きるのではないでしょうか。